化粧品の選び方を身につけよう!【アイシャドウ編】

こんにちは。
メイクアップコーチのみのりです。

アイシャドウは、とにかく数が豊富で、新作や限定色もたくさん出て見ているだけでとても綺麗なアイテムですよね。

ただ、その分選択肢が多過ぎて、選ぶのに迷ってしましますよね。また、色味はすごくかわいいけど、使いこなせるか不安というお悩みもあるかと思います。

そこで今回は、アイシャドウの役割と選ぶポイントについてお伝えいたします

アイシャドウの役割

アイメイクの入口でもあり、毎日使っている方も多いアイシャドウ、そもそもどんな役割があるのか、いま一度おさらいしましょう。

  • 陰影をつけて目に奥行きや立体感を出す
  • 色や塗り方で印象的な目元を演出することもできる
  • 目の縦に大きくみせたり、横に長くみせる
    また丸く見せたり、シャープに見せることもできる
  • 色や質感が持つイメージによって全体的な印象を変える

アイシャドウの種類

アイシャドウの種類
  • パウダー
    グラデーションをつくりやすく、カラーや質感のバリエーションが豊富
  • クリーム
    ツヤ、程よく透け感があり自然なうるおい感。フィット感があるけど、時間が経つとよれやすい傾向にあります。ベースとして使うのもありです。
  • リキッド
    みずみずしく軽い使用感。密着着してよれにくい。速乾性が高いとぼかしたり調整するのが難しいです。
  • スティック
    メイク直しや持ち運びに便利なタイプ。細いタイプはポイントで描きやすく、太いタイプは広い範囲に塗りやすい。ラメやカラーが楽しめるものも多いです。摩擦にならないスルスル塗れるものがおすすめです。

クリームやスティックタイプはしっとりするけれど、時間が経つとよれやすい場合もあります。防ぐポイントとしては、よれ防止のアイメイク下地を使う、上からパウダーを軽く重ねる、発色がいいものを使い、重ね塗りしすぎないことです。

それぞれのカラーの役割

パレットのアイシャドウでは、たいてい明るい色~暗い色までセットになっていますね。
色や明るさにも、それぞれの色が持つ特徴があります。

明るい色、パール
立体的に広く大きく見える

暗い色
影があり奥行きがあるように見え、狭く小さく見える

暖色(赤・黄・オレンジ)
前に出ているように見える

寒色(青・紫・グレー)
引っ込んでいるように見える

質感別の印象

色同様に、質感によっても与える印象が異なりますので、チェックしましょう。

パール
光を集めて瞳にうるおい感があるように見せます。また、明るい色にパールは入っていると、塗った箇所をより広く見せます。パーツの粒が小さいとより上品な印象になります。

ラメ
パーツより粒が大きいです。キラキラした華やかな印象を与えます。パールよりも光の反射が強いので、目立ちます。

マット
光の反射がないのでより奥行きがあるように見えます。また、かっこいい印象や落ち着いた印象になりれます。

選ぶときのポイントとおすすめ

選ぶときのポイント

  • 肌馴染みがいい色
  • 粒子が細かい
  • カラーにチャレンジするときは、単色アイシャドウやスティックで取り入れてみる
  • しっとりした質感が粉飛びしずらくおすすめ

シーン別、タイプ別おすすめ

初心者さん
まずはパウダーのパレットを用意しましょう。2色でも十分です◎。色はベーシックなベージュ・ブラウン系で自分の肌に馴染みやすい色を使いましょう。

かっこいい印象にしたい、陰影をつくりたい
マットのアイシャドウ、深めのカラーがいいでしょう。グレーやカーキ、パープル、ネイビーはかっこいい印象になりたいときにおすすめです。

柔らかい印象、綺麗な印象にしたい
パールのアイシャドウ、パールの粒が細かい方が上品で優しい印象に仕上がります。色味も発色が強くないものがおすすめです。ネイビーや薄いパープルも上品な印象になりますよ。

パーティや夜のお出かけ
ラメや大きめのパール、深めのカラーで華やかかつ印象的するのがおすすめです。ポイントで明るいカラーを入れるのもかわいいですよ。

瞼の厚みが気になる
パールが強すぎないものがおすすめです。マットだとすっきり見える陰影がつけられます。また、赤みが強い色を上まぶたに使うと腫れぼったく見えやすいので、赤みあるカラーを使いたい場合はポイント使いがいいと思います。

奥二重などアイシャドウがよれやすい
リキッドタイプや、しっとりして密着感のあるパウダー、またはウォータープルーフタイプだとよれにくいでしょう。よれても汚くならない粉末が細かいパウダーもおすすめです。


まずは自分にとって間違いないベーシックなアイシャドウを持ち、それから色々なものを試して楽しんでみてくださいね。

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