化粧品の選び方を身につけよう!【ファンデーション編】

こんにちは。
メイクアップコーチのみのりです。

どんな化粧品を揃えたらいいかわからないメイク初心者さんや、化粧品選びに悩んでいる皆さんに向けて、基本となる化粧品の選び方をお伝えします。

この記事では、「化粧下地」についてお話していきます。

ファンデーションの役割

ファンデーションの役割は、肌色や肌の質感を整えることです。

ファンデーションを厚塗りして、シミや赤みをカバーしようとする方をお見掛けしますが、ファンデーションだけで気になる箇所を全てカバーするものではありません。
コンシーラーやコントロールカラーで補正し、ファンデーションで肌全体を整えるほうが綺麗に見えます

そのことを踏まえて、ファンデーションを選んでいただきたいと思います!

ファンデーションの種類

ファンデーションは、テクスチャーによっていくつかの種類があります。
その違いは何かと言うと、粉と油、水の割合の違いです。

上から順に粉が多いタイプ、下にいくほど油分、水分が多いタイプになります。

  • パウダーファンデーション
    質感:マット
    カバー力:低め
    携帯性、手軽さが◎。ふわっと優しい仕上がりや落ち着いて上品な印象。ビジネスシーンでも使いやすいです。
  • エマルジョンファンデーション(固形クリームファンデーション)
    質感:セミマット~ナチュラルなツヤ
    カバー力:高め
    カバー力がありながら、崩れにくさと保湿力があるのも魅力。コンパクトタイプなので手軽なのも使いやすいです。
  • クリームファンデーション
    質感:セミマット〜ツヤ
    カバー力:高め
    しっかりとカバーしたい、メイクしている感を出したい場合に。保湿力高いです。
  • リキッドファンデーション
    質感:マット〜ツヤ
    カバー力:低め〜中間
    薄づきならみずみずしく若々しい印象、程よくカバーしつつも素肌感のある肌に仕上げたいときに。
  • クッションファンデーション
    質感:ツヤ、みずみずしさ
    カバー力:低め~中間
    下地いらずのものもあり、手を汚さないため時短にぴったり。また、メイク直しもしやすいです。水分量が多くナチュラルにツヤがある肌に見せることができます。

基本的には上記のような質感、カバー力のものが一般的ですが、いまは各ブランドから様々なタイプが出ているので、全て当てはまるとも限らないのです。
なので、各商品の特徴を読んだり、実際に手に取ってみて確かめることをおすすめします!

色選びについて

ファンデーションの色を選ぶときは、余程特別なこだわりがない限り、肌の色に近い色を選びましょう。
手と顔の色は異なりますから、できれば実際に顔につけてみるの方が失敗がないです。

顔の色だけでなく、首の色とも比較することをおすすめします。
明るいファンデーションを選んだら、首の色と違いすぎて顔が浮いてしまうこともよくある話です。
コスメカウンターでは肌の色を機械で測ってくれたりします。そのときに首の色も一緒に見てもらうといいでしょう。

コスメカウンターでは自分の肌の色より明るい色を勧められることが多いです。
トーンアップしたい方はそれでもよいのですが、カバー力を求める方や自然に見せたい方は、もう1つ暗い(自分の肌色に近い)色を選ぶのがおすすめです。

また、コスメカウンターでは照明がかなり明るいので、明るいファンデーションをつけても違和感がなくても、別の場所で見たら顔が白い…!なんてこともあります。(笑)
一度別の場所で色味を確認したいですね。

そして、つけたその時だけでなく、時間が経つと色や崩れに変化がないかも確認してから買えると尚いいです。

色々と確認することが多くて面倒に感じるかもしれませんが、安くない買い物、そして肌づくりはメイクの土台ですので、失敗がないように選んでいただきたいと思います😉

どのタイプがいいか迷う方は

「種類ごとの特徴や色選びのポイントはわかったけど、自分にはどれが合うかわからない」
という方は、手が届きやすい価格のブランドで試してみるのがおすすめです。

実際に毎日使ってみないとわからないことも多いです。

色々使って自分に合う化粧品を探す時間もぜひ楽しんでくださいね♡

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