思ってたメイクと違う!とがっかりしないために、メイクの前に準備すること

こんにちは。
メイクアップコーチのみのりです。

朝忙しい中メイクをして、ばっちり!と思って出かけたのに、外で鏡を見たら、朝鏡で見たのとは違う仕上がりのメイク、なんかイマイチな自分が映って、ガッカリしたことありませんか?

「こんなはずじゃなかったのに」と、メイクし直したくなった経験、わたしも過去にあります。

せっかく時間をかけてメイクをしたのに、思っていたのとは違う自分が映っていたらショックですよね。

外で見る自分と朝鏡の前の自分が違っているのは、実はメイクの前の準備が足りていないことが原因かもしれません。
ちょっとした準備で、「こんなはずじゃなかった」をなくせる可能性があります。

出かける服に着替える

「そんなの当たり前じゃん!」と思われた方もいらっしゃるでしょう。

実は、メイクをしてから着替えるという方もいらっしゃるのです。

メイクの前に着替える理由としては、メイクしてから着替えると服にメイクが付くから、ということももちろんあるのですが、「今日着る服に合うメイクをするため」です。

例えば、ピンク色のガーゼパジャマを着た状態では、黒いドレスに合うメイクは想像しづらいですよね。

その日に着る服の色や質感、形によって顔の見え方が変わります。

自分の顔に似合う服を着ているときは、あなたの魅力が引き出されている状態なのでメイクしやすいですが、
自分の顔に似合いづらい服を着ているときは、自分の良さが打ち消されたり、顔色が悪く見えることもあります。そんなときは、メイクで自分が得意な要素を足したり、逆に服に似合うようにメイクで寄せたり、工夫が必要です。

なので、その服を着ると自分の顔がどのように見えるか、を確認しましょう。

姿見で全身を確認する

先ほどと同じく、服とメイクのバランスを見るためです。

メイクをする前の着替えた状態で全身を見て、今日の恰好にはどんなメイクをすればバランスがいいだろうと想像します。
そしてメイク後、もう一度姿見の前に立ち、服とメイクのバランスが取れたか、調和しているかを確認します。

このように、事前にイメージする→メイクする→チェックする→次回に生かす ということをしてみてください。
できれば写真に撮っておくと、自分を客観的に捉えることができて、更にいいと思います。

始めは上手くいかないかもしれませんが、繰り返していくうちに少しずつ服とのバランスがとれるようになっていくでしょう。

メイクの途中で、どんなメイクがいいか迷ったときも、もう一度姿見の前に立ち、全体を確認するといいと思います◎

顔全体が映るスタンドミラー

メイクをするとき手鏡や化粧品付属のミラーだけを使っていませんか?

手鏡は細かい部分を見るのにはいいですが、まわりの人からの見え方はわかりづらいです。
実際に人と話すときの距離は、自分の顔と手鏡の距離より離れていますよね。

自分の顔を客観的に見るため、スタンドミラーを置き、常に顔全体を見られるようにしましょう。
置く位置は、顔から40~50㎝離れたところに置くのがおすすめです。腕を伸ばして指先のあたりに置くのもいいと思います。

常に顔全体が見られることで、全体のバランスを見てメイクすることができます。

また、近い距離で見るとしっかり色がのっているように見えても、少し離れて見るとほぼ何も塗っていないように見える、ということもあります。

自分ではしっかりメイクしているのに、「メイクしてる?」と言われる人は、ぜひ実践してみてください。

メイクをする際は、顔全体に自然光が当たる環境でしましょう。

暗いところや上からだけ光が当たっている環境だと、顔に影ができたり、顔色が変わって見えてしまします。
そんな環境でしたメイクを太陽光の下で見ると、濃く見えてしまったり、ムラになっていたり、全然違う仕上がりのメイクに見えることがあります。

メイクをする際は太陽の光が入る場所、または自然光に近い昼白色の照明が当たる場所がいいでしょう。
また、顔の正面から光が当たる環境が理想です。

ただ、暗い照明のお店で綺麗に見えたい場合や、まぶしいステージの上で映えるメイクがしたい場合など、自然光ではない場所で綺麗に見えたい場合は、その環境を想定してメイクをするといいと思います。

外に見た自分の姿にも自信を持てるように、メイクをする前に準備や環境をぜひ見直してみてくださいね。

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