失敗しない化粧品の選び方 6つのポイント

こんにちは。
メイクアップコーチのみのりです。

  • たくさんのブランドの中からどれを選んだらいいのか迷う
  • もう大人だし化粧品にお金かけなきゃだめかな
  • デパートのコスメカウンターに行くのがこわい
  • 1つのアイテムの中でも種類が色々あって、違いがわからない
  • 評判の商品を買ったけど、イマイチ合わなかった

このようなお悩みを持つ方へ、失敗しない化粧品の選び方をご紹介します。

1.あなたが化粧品に求めるものを認識する

メイクや化粧品に対する価値観は人によってさまざまです。

  • 貯金や趣味にお金を回したいから、低価格でメイクを楽しみたい
  • スポーツや仕事で汗をかくことが多いので、落ちにくい化粧品がほしい
  • 肌に負担をかけたくないから、肌に優しくて落としやすい化粧品を使いたい
  • とにかく化粧品が大好きで、新作もたくさん試したい

あなたがメイクにかけたい時間や、化粧品にかけたいお金はどのくらいでしょうか?

どんな化粧品がほしいでしょうか?

だれかと同じである必要はまったくありません。
そのときの状況や環境によっても、価値観は変わっていきますよね。

いまのあなたの生活と価値観に合っていることが大切です。

「いまの自分が化粧品にどんなことを求めるのか」

これを見失うと、化粧品選びで迷子になりやすいので、あなたの価値観を認識しておきましょう。

2.手持ちのアイテムを確認する

続いて、いまあなたが持っているアイテムを確認しましょう。

これは、「既に持っていると似たようなアイテムを買ってしまうこと」や
「手持ちのアイテムと合わないアイテムを買ってしまうこと」を避けるためです。

手持ちのアイテムを確認しながら、既に持っている化粧品に対してどんな化粧品が欲しいかを考えてみましょう。

例えばこんな感じです。


例1:メイクの幅を広げるアイテムを買いたい場合

「オレンジ系のツヤが出るシアーな口紅を持っているから、それとは違う仕上がりの口紅が欲しい!」

■ 色は同じ、質感は異なるアイテム  → オレンジ系のマットな口紅
■ 色は異なる、質感は同じアイテム  → レッド系のシアーな口紅
■ 色は異なる、質感も異なるアイテム → ベージュ系のマットな口紅 など

色や質感、何か1つでも既存のアイテムと異なる要素があれば、新しさを取り入れられます。

例2:手持ちのアイテムに合うアイテムを買いたい場合

「新しく買ったパープルのアイシャドウに合う口紅が欲しい!」

■ オレンジの口紅 → パープルと合わなさそう△
■ ピンクの口紅  → パープルと合いそう〇

既に持っているどのアイテムと合わせたいのかを決めることで、選びやすくなります。

※上記は一例なので、オレンジリップとパープルシャドウも色味や質感、合わせ方によっては合う場合もあります


このように、既にあるアイテムを確認し、新たにどんなアイテムを迎え入れるかをあらかじめ考えておくと、色や質感に迷ったり、失敗することが減ります。

3.手持ちのアイテムの写真を撮っておく

先ほど2つめのポイントで、『手持ちのアイテムを確認しながら、既に持っている化粧品に対して、どんな化粧品が欲しいかを考えてみましょう』とお伝えしました。

ただ、「事前に確認して考えるなんて面倒!」と思う方もいらっしゃるでしょう。(わたしもそう感じるときがあります。笑)
また、事前に考えて行っても、いざお店に行ったら、手持ちのアイテムに合うかどうか、わからなくなってしまうかもしれません。

そんなときのために、手持ちの化粧品たちを写真に撮っておきましょう。

写真に撮っておけば、急な買い物のときでも、どんなアイテムをもっていたか確認できますし、写真を見ながら選ぶことで、合う合わないのイメージがしやすくなります。

4.化粧品の種類について下調べをしておく

化粧品には色々な種類があります。
種類が多くて、どれを買ったらいいかわからなくなってしまいますよね。

そんなときは、それぞれの特徴と違いを知ってから買いに行きましょう。

それぞれのアイテムには、メリットとデメリットがあります。
ペンシルアイライナーとリキッドアイライナーの違いを例にとると、このようなメリットとデメリットがあります。

ペンシルアイライナー

〈メリット〉
・初心者でも描きやすく、修正しやすい
・ナチュラルな仕上がりになる

〈デメリット〉
・細いラインが書きづらい
・滲みやすいものが多い

リキッドアイライナー

〈メリット〉
・細いラインも太いラインも描ける
・滲まない、落ちにくものが多い

〈デメリット〉
・ラインのずれが目立ちやすい
・慣れるまで調整、修正がしづらい

それぞれの違いを知ったところで、はじめに確認した「いまの自分が化粧品にどんなことを求めるのか」を思い出してください。
どんな特徴があるかわかっても、自分がどんな特徴を求めているかがわからなければ選べませんよね。

あなたがメイク初心者で、とにかく描きやすいものがいいなら、ペンシルアイライナーが合うでしょう。
あなたが奥二重でアイメイクが滲みやすいと感じるなら、ペンシルアイライナーは合わない可能性が高いです。

このように、それぞれのアイテムの特徴と、自分が求めるものや譲れないポイントを照らし合わせて選びましょう。

5.クチコミに振り回されない

クチコミは、その商品を使ったことがある人の貴重な意見です。
しかし、全てのクチコミを鵜呑みにしたり、クチコミに振り回されたりすると、自分に合う化粧品が選べなくなってしまします。

クチコミを書いた人の肌質とあなたの肌質が同じとは限りません。
メイクの仕方も違うかもしれませんね。

つまり、クチコミを書いた人に合うものがあなたに合うとは限らないのです。

例えば、Aさんはあるクレンジングのクチコミを見ていました。

Bさんのクチコミ「このクレンジング洗浄力が足りない。ウォータープルーフのアイラインが落としきれなかった。」

Aさん「そっか、あんまりメイクが落ちないんだな…。買うのはやめておこう」

Aさんは普段ナチュラルメイクで、アイメイクはお湯で落ちるマスカラだけです。

さて、このクレンジングは本当にAさんには合わないのでしょうか?

ウォータープルーフのアイラインにしっかりメイクのBさんにとっては、このクレンジングの洗浄力では足りませんでしたが、メイクが薄いAさんにとっては十分な洗浄力がある可能性が高いです。

あなたにとってどんな役割を持つ化粧品が必要でしょうか?
そして、クチコミを書いた人はどんな役割を持つ化粧品を求めていたのでしょうか?

それを違いを認識できれば、クチコミの情報を上手に取り入れられるようになります。

6.ときめいた心に従う

ここまで、化粧品選びで失敗しないためのポイントをお伝えしてきましたが、
「かわいい」「ブランドコンセプトに共感した」「なんか好き」という、心が惹かれたものを買うのも大正解です✨

自分の好みやときめいた心は、メイクを楽しむうえで一番大切なものです!

どのブランドで買ったらいいかわからない、という方は、ブランドの世界観や店員さんの印象など、あなたの感性に響くブランドを見てみましょう。

たとえ、いい化粧品だとしても、自分の好みに合っていなかったら、使っていて楽しくないですよね。

逆に、見るたびに気分が上がる化粧品だと、毎日のメイクが楽しくなり、もっと色々なメイクに挑戦してみたくなるかもしれません。

あなたがときめいた心に素直に従ってみるのもいいですよ。

まとめ

  1. あなたが化粧品に求めるものを認識する
  2. 手持ちのアイテムを確認する
  3. 手持ちのアイテムの写真を撮っておく
  4. 化粧品の種類について下調べをしておく
  5. クチコミに振り回されない
  6. ときめいた心に従う

いかがでしたでしょうか?

まずは「1.あなたが化粧品に求めるものを認識する」ことが、失敗しない化粧品選びでとても大切なことです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。


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